Philosophy
And Verification
理念と憲章
愛Bリーグ憲章を遵守して活動すること誓います。
愛Bリーグの理念 - 私たちが目指すもの -
地方は疲弊しています。私たちのふるさとは明るい未来図を描くことができません。
こうした現状を打開しようと、これまで国、自治体、民間の各レベルで様々な試みがなされてきましたが、高齢化、中心市街地の空洞化、人口減少など深刻な問題を改善する糸口は見つからないままです。
しかしながらわずかな希望も生まれています。
それは各地で日常的に食べられている「ご当地グルメ」を手段としたまちおこしが着実な成果を上げつつあることです。行政予算を使わず、ハコモノを必要とせず、すでにある地域資源を活用するだけで、従来の方法では成し得なかったまちおこしの実績に結び付くことが実証されようとしています。
私たちは、そのことを2006年2月から始めた「B級ご当地グルメの祭典! B-1グランプリ(現:ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ)」の開催を通じて実感してきました。
第1回八戸大会の来場者は2日間で17000人だったものが、2010年の第5回厚木大会では435000人を数え「国民的イベント」とさえ呼ばれるようになりました。そこで注目を集めた料理を食べようという人々が、実際に各地を訪れることによって、地域に物心両面での活気をもたらしています。「ご当地グルメ」は今や新しい観光と集客の入り口の役割を果たしています。
そのポイントは「ご当地」にあります。地域それぞれが持つ魅力を「ご当地グルメ」という旗の下にPRする方法が実を結んでいるのです。
私たちは、すでに成果を上げている団体・グループだけでなく、愛Bリーグを足がかりに活動を本格化させていこうという団体・グループも仲間に迎え、さらに大きな全国的ネットワークを築いて、まちおこしの新しい波をつくっていきたいと考えています。
「地域を元気に」。私たちの目標はその1点です。
愛Bリーグ憲章
愛Bリーグは2007年11月に開かれた臨時総会で「愛Bリーグ憲章」を制定しました。 この憲章は私たちの願いと活動の根幹をわかりやすく表現したものです。私たちは以下の言葉を胸に、目先の利害にとらわれず、一喜一憂せず、これからもそれぞれのふるさとのために尽くします。
1.私たちは、様々な問題を抱える地域社会を少しでも元気にするために、遊び心をもって活動します。
2.私たちは、地元の人々に愛されているご当地グルメを通じて、地域全体の魅力を楽しくわかりやすく伝えていきます。売るのは料理ではなく地域です。
3.私たちは、営利を求めません。無私無償のボランティア精神を貫きます。
4.私たちは、他地域の仲間の活動を尊重しあい、助け合って活動します。
5.私たちの活動の原点は、地域や食を愛する心です。美味しい物を食べると自然に笑顔になるように、みんなが笑顔になるような活動を行います。